チェーンソー特別教育(補講)
令和元年房総半島台風からまもなく4年。
いよいよ、災害支援に向けた、本格的なチェーンソーの人材育成開始にあたり、省令改正に伴う「チェンソー」補講を開催します。
厚生労働省は、伐木系作業における労働者災害を減少させるため、労働安全衛生規則(以下「安衛則」という。)の一部を改正する省令が公布し、令和元年8月1日に施行となりました。 この改正により、旧安衛則第36条第8号又は8号の2 の特別教育修了者の方は令和2年7月までに伐木等業務特別教育の補講を受けないと、同年8月からチェンソーを用いた伐木系作業に就くことができなくなりました。
今回、日本財団災害対策拠点プロジェクト 千葉南部災害支援センター・災害支援研修「自然災害による倒木被害に対応するためのチェーンソー講習」を、9月に、実際の被災林で行うにあたり、省令改正に伴う補講(旧安衛則第36条第8号の修了者向け)を下記のとおり実施します。旧安衛則第36条第8号の修了者で、補講を受けていない方は、ぜひこの機会に受講してください。
日本財団災害対策拠点プロジェクト
千葉南部災害支援センター・災害支援研修
自然災害による倒木被害に対応するための伐木等業務(チェーンソー)特別教育【補講】
林業は他の産業と比べて労働災害の発生率が高く、特にチェンソーを使う伐木や造材は、林業の死亡災害のうち約6割を占める危険な作業です。加えて、チェンソーには振動障害のリスクもあるため、安全な使用のための資格取得(特別教育の受講)が義務付けられています。厚生労働省が公布する労働安全衛生規則に従い、事業者は伐木等の業務に就かせる労働者に対し、「チェーンソーによる伐木等の業務に関する特別教育」を受けさせなければなりません(労働安全衛生法第59条第3項/労働安全衛生規則第36条第8号/安全衛生特別教育規程第10条)。また、事業者の業種は、林業・土木工事業・造園工事業など、チェンソーを使う伐木作業に関わる全業種が対象です。災害支援に関わる場合、労働安全衛生規則に準じた知識・教育が望ましく、千葉の山や森を知り、安全な技術を学ぶために、特別教育を実施いたします。
○ 対象 災害支援(倒木処理)に関心のある旧安衛則第36条第8号の修了者
○内容 学科:関係法令(法、令及び新安衛則中の関係条項)、伐木等作業に関する知識(造材の方法、下肢の切創防止用保護衣等の着用)、実技:伐木等の方法(下肢の切創防止用保護衣等の着用)
○ 定員 10名
○申込締め切り 7月20日(木)(写真添付した申込書必着)
○研修費 10,000円 (申請料・テキスト代込み)
○講師 木村正敏さん(千葉県森林組合連合会)
日程 2023年8月11日(祝)
時間 14時〜17時
会場 きさらづみらいラボ(木更津市市民活動支援センター 木更津中央1丁目4番9号)
↓お申し込みはこちらから
主催・日本財団
企画/運営・千葉南部災害支援センター
協力 ・千葉県森林組合 南部支所
お問い合わせ・千葉南部災害支援センター
TEL04−7094−5551 info@scdrc.jp